院長ブログ
切開によるほくろ取り
鼻横にある6mmの盛り上がったほくろを、切開法で除去した症例
こんにちは。
銀座美容クリニック岡崎院、院長の菅です。
今回ご紹介するのは、鼻の横にある大きく盛り上がったほくろの症例です。
ほくろ除去のカウンセリングでは、
「切開すると傷跡が目立ちませんか?」
というご質問をよくいただきます。
実際、ほくろの取り方は1つではありません。
当院では、主に電気メスで削る方法と、切開して縫合する方法があります。
どちらが優れているというよりも、ほくろの大きさ、盛り上がり、深さ、できている場所、ダウンタイム、予算などを見ながら選んでいきます。
今回の患者様は30代前半で、鼻の横に約6mmの大きく盛り上がったほくろがありました。
診察の結果、今回は電気メスではなく、切開法によるほくろ除去を選択しました。
今回の症例
※直後・抜糸後の写真は治療過程のため、腫れ・赤み・縫合痕を含みます。完成形ではありません。

鼻横に約6mmの盛り上がったほくろを認めます

ほくろの大きさと皮膚の流れを確認し、切開範囲を決定します

ほくろを切除し、傷を縫合した状態です

糸を外した直後で、傷に赤みが残っています

盛り上がりは改善し、傷は少しずつなじんでいます
施術後の経過
今回の症例では、施術前から1か月後までの経過もご紹介します。
まず、ほくろの周囲を確認しながら切開する範囲をデザインし、その後、ほくろを切除して丁寧に縫合しました。
施術直後は、縫合した糸が見える状態です。
切開法は電気メスと違い、ほくろを取り除いたあとに傷を縫い合わせるため、術後は抜糸が必要になります。
抜糸後は、傷が一本の線として残りますが、この時点ではまだ完成ではありません。
術後1か月では、ほくろの盛り上がりはなくなり、傷跡は赤みを残しながら少しずつなじんできています。
切開後の傷は、次のような経過をたどります。
- はじめは赤みが出る
- 一時的に硬さやつっぱり感を感じることがある
- 数か月かけて徐々に色が薄くなっていく
特に鼻横は、表情や会話で動きやすい場所です。
そのため、術後1か月の時点で完全に目立たなくなるわけではなく、時間をかけて傷が落ち着いていくのを見ていきます。
今回の写真でも、1か月後にはほくろの膨らみはしっかり改善していますが、傷跡はまだ治療途中です。
美容医療の症例写真では、どうしても「施術前」と「完成後」だけが注目されがちですが、実際にはその間にこうした経過があります。
僕は、施術直後や抜糸後の状態も含めてお伝えすることで、患者様がダウンタイムをより具体的にイメージできるようにしたいと考えています。
施術:切開法によるほくろ除去
経過:施術前/デザイン/施術直後/抜糸後/施術1ヶ月後
費用:大きさ、部位、治療内容により異なります
主なリスク・副作用:腫れ、内出血、痛み、赤み、感染、傷跡、色素沈着、へこみ、盛り上がり、再発、左右差など
ほくろ除去には主に2つの方法があります

ほくろ除去では、ほくろの状態に応じて治療法を選びます。
代表的なのが、電気メスで削る方法と、切開して縫合する方法です。
電気メスによる除去
電気メスを使い、ほくろを削るように除去します。
比較的小さなほくろや、深さが強くないものでは選択しやすい方法です。
縫合が不要で、施術時間や費用を抑えやすいというメリットがあります。
一方で、大きく盛り上がったほくろや深いほくろでは、傷がへこんだり、治るまでに時間がかかったり、取り残しや再発の可能性が高くなることがあります。
切開法による除去
ほくろの周囲を皮膚ごと切開し、取り除いたあとに縫合する方法です。
大きなほくろや、盛り上がりが強いもの、深さがあると考えられるものでは、切開法を提案することがあります。
縫合や抜糸が必要で、電気メスよりダウンタイムは長くなりますが、ほくろをしっかり除去し、傷の形を整えて閉じられることが特徴です。
なぜ今回は切開法を選んだのか
今回のほくろは、約6mmと比較的大きく、鼻横に強い盛り上がりがありました。
このようなほくろを電気メスで削った場合、削る範囲や深さが大きくなり、傷が治るまでに時間がかかったり、へこみが目立ったりする可能性があります。
そのため今回は、ほくろを周囲の皮膚ごと切除し、縫合する切開法を選択しました。
切開法では、ほくろを取ったあとに傷が一本の線になるように縫合します。
もちろん、切開すれば傷跡がまったく残らないというわけではありません。
ただ、大きなほくろの場合には、広い範囲を削って丸い傷として治すよりも、切開して細い線状の傷として治すほうが、最終的に目立ちにくくなると判断することがあります。
鼻横は傷跡が気になりやすい場所です
鼻の横は顔の中心に近く、目につきやすい場所です。
また、笑ったり話したりすると皮膚が動くため、傷に力がかかることもあります。
そのため、ほくろを取ることだけでなく、次のような点も考える必要があります。
- どの方向に切開するか
- どの程度の長さで切るか
- 傷に無理な力がかからないか
- 縫合したときに皮膚が引きつれないか
今回も、ほくろの位置だけでなく、鼻や頬の形、皮膚の動きなどを確認しながら治療しています。
術後1か月は、まだ完成ではありません
今回の症例写真は、術後1か月の状態です。
ほくろの盛り上がりは改善していますが、傷の部分にはまだ赤みがあります。
切開後の傷は、一般的に、次のような経過をたどります。
- はじめは赤みがある
- 一時的に硬く感じることがある
- 数か月かけて徐々に色が薄くなる
体質や部位によっては、傷が目立ちにくくなるまで数か月以上かかることもあります。
そのため、術後1か月の写真だけを見て「傷跡が残った」と判断するのではなく、時間をかけて経過を見ることが大切です。
切開法が必ず正解というわけではありません
今回の患者様には切開法を選択しましたが、すべてのほくろに切開法が必要なわけではありません。
小さなほくろであれば、電気メスのほうが傷が小さく、ダウンタイムや費用を抑えられる場合があります。
一方、大きく盛り上がっている場合や、深さがあると考えられる場合には、切開法のほうが適していることがあります。
治療を決めるときは、次のような点を確認します。
- ほくろの大きさ
- 盛り上がり
- 深さ
- できている場所
- 傷跡の考え方
- ダウンタイム
- 予算
患者様によって、できるだけ傷跡を目立たせたくない方もいれば、ダウンタイムを短くしたい方、費用を抑えたい方もいらっしゃいます。
診察では、それぞれの希望も伺いながら治療法を提案しています。
ちょっと雑談ですが
顔のほくろって、本人は毎日見ているので、数ミリでもかなり気になります。
特に鼻の周りは、鏡を見るたびに目に入りやすい場所です。
一方で、ほくろを取ったあとの傷跡も同じように気になると思います。
「取れれば何でもいい」というより、取ったあとにどんな経過になるのかまで知ってから治療を決めたいという方がほとんどです。
だからこそ僕は、施術前に良い点だけではなく、傷跡やダウンタイムについてもできるだけ具体的にお話しするようにしています。
まとめ
今回の患者様は、鼻横に約6mmの大きく盛り上がったほくろがありました。
大きさや盛り上がりから、電気メスで削るよりも、切開して縫合する方法のほうが適していると判断し、切開法によるほくろ除去を行いました。
術後1か月では盛り上がりは改善していますが、傷の赤みはまだ残っています。
切開後の傷は数か月かけて徐々に落ち着いていくため、長い目で経過を見る必要があります。
ほくろ除去は、どのほくろも同じ方法で取るわけではありません。
大きさ、場所、深さ、ダウンタイム、予算を踏まえて、その方に合った方法をご提案します。
ご相談をご希望の方へ
「電気メスで取れるのか」
「切開したほうがいいのか」
「傷跡がどのくらい残るのか」
気になる方は、カウンセリングでお気軽にご相談ください。
まずは無料カウンセリングから
ほくろ除去について、詳しくご相談いただけます